13時起床!
昨晩は、デナリキャンプ2滞在は私達パーティーのみでした。
デナリキャンプ2を素通りしてキャンプ3を目指す登山者たち。
おっ!ダッフルバッグがTHULE!!!
キャンプ2にキャッシュしていった荷物やゴミを探します。
ゾンデで荷物探知!
準備完了!
今日は、距離長いがBC目指してGO DOWN!
現在18時。本日も夜山歩き。
完全防備!
これだけ、防御していても20日間雪の上にいたら真っ黒に焼けちゃいましたけどねー。
恐るべし極地の紫外線!!!!
あの日の当たっているところは、少しは暖かいんだろうなー。
まさに陰と陽がはっきり。
確かに、夜歩くと雪の緩みは昼間より良いけど、寒い。
眠い。でもコレが安全登山と言われるから夜登山を続けます。
氷河も末端に行けば行くほど、2週間前の登り時にはなかったルート上のクレバスや踏み抜き跡。
歩きやすさとしては4月末や5月が安定しているのだろう。でも、キャンプ5や山頂での極寒を少しでも和らげる日となると6月〜7月初なんだろうなー。
んーいづれにしても、予定を立てる1年前や半年前では、その年の降雪の状況や、晴天率、好天の可能性、悪天候予報などは予測不可能。
天候に左右されるため、年によって登頂率が違うのも納得できる。
ソリの限界以上荷物を積み上げてから、よくソリがヒックリ返り毎回、ソリと繋いでいる棒のカラビナを取って、ソリへ戻って起こして、そして棒をまたカラビナでザックに付けるという作業に苛立ってきた。
Kahiltna Glacier
カヒルトナ氷河を下る
なんど見ても飽きない〜いい景色!
途中の休憩風景。
ボーとずーと眺めていたい。
太陽が反対の山に隠れて、Kahiltna Glacier(カヒルトナ氷河)が日陰になった。
登山道は確実に日陰。
21時30分です。
デナリ山山頂あたりに傘雲(怖)
上は強風かなー。明日天気崩れるってこと?
入山前から「今年は、晴れが長くと続かない」と聞いていたが、ホントにチャンスは極小でしたね。
さー寒い夜が来るぞー。
まー標高はかなり降りているので昨晩よりは良いかな?
デナリキャンプ1到着。
ここにもキャッシュしていった荷物とゴミがあるので回収。
またまた荷物整理。
サンタクロースでもこんなにソリのモノ載せないだろうなー。
食料補給や暖かいもの飲む。
じっーとしていると、ただただ寒い。
時間的にも、体力的にも取りに戻ってくる余裕はないので、
もーマックスマックス!で行きます!
よーし!ここC1からBCへ向けて出発だ〜!
PATの荷物とメンバー
ただただゴールBCを目指して歩く。
C1からBCは少し下りで、途中平坦、そして最後は登り。ここは、ホントにイヤになるぐらい長かったな〜。
まだそんなに眠気はないが、ほぼ無心で歩く。
途中、クレバスが多々ありました。
入山した往路の20日前にはなかった割れ目たち。
確実に気温は上がり5月→6月になり氷河にも変化が。
私たちは登りは日中移動していたが、この時期はみな夜移動。
未だに登ってくるグループはありました。
日本人隊や日本人を含むミックス隊も大人数で2組ほどスレ違いました。
何時間歩いただろう。
アラスカはもうそろそろ朝だ。
とは言え、結局真っ暗になることはなかった。
今回、アラスカ登山で一番不要なモノは、ヘッドライト!ランタン!(笑)
時計を見ると、ただいま3時30分すぎ前。
アラスカの朝焼けです。
めっちゃキレイ!
music with
好きなクラシック曲の1つ。
朝はやっぱりGreigでしょ!
20日間の登山ももうすぐ終わりだー。
2時間平らな雪原を歩き1時間30分の登りでBCだー!
がんばれ〜my self and memberたち〜!!
いやーホントに綺麗でした。
キレイな朝焼けでしょ!
今回の登山のご褒美の1つだー!
このあとぐらいからめっちゃ睡魔に襲われる。
唇噛みながら、痛みで眼を覚ましておこうと、睡魔と戦う。
歩きながらウトウト。
そんななか、BCへの登りに差し掛かる。
スノーシューのカカトにあるバーを上げ、一歩一歩進む。
BCから出発してくる、これから登山と元気な人たちとすれ違う。
これからの状況を聞かれたりもしながら歩く。
BCのキャッシュポイント!が大変なことに!
かなり埋めて行ったはずの、ゴミやガソリン缶が見えてる。
20日間でかなり雪が溶け、しっかり埋めていったのに出てきてる。
そしてカラス的足跡がある。
ゴミは喰い散らかされている(泣)
一個一個拾って、ランディングポイント(BC)へ。
ふー見えてきた〜。
朝の6時。
今日もよく歩いた。
昼過ぎに起きて、18時過ぎに出発して、途中のC1でのキャッシュ探しや荷物整理、休憩が1時間30分を含め約12時間行動。
眠くもなるなー。
C2(18時25分発)・・・C1(21:50/23:20)・・・BC(600到着)
眠いし寒いし、テント張ってちょっと仮眠しよっと。
デナリ登山ブログ