残雪 の鹿島槍ヶ岳・バリエーションルート 東尾根 ①

準備をして、鹿島槍ヶ岳の登山口へ。

黄色と赤のチェック柄を着た山岳警察が登山口をうろちょろしていました。

入山届けをしっかりチェックされました。

さぁ出発だー

天気良すぎ~✌

地図上にはルートが示されてないので、人の情報を元に尾根への取りつきをやぶこぎながら探します。
「ルートからの東尾根への取りつきを通りすぎて、戻った」という書き込みが多く用心しながら歩いた。
実際あるようでないルートのため印も見当たらず、ある意味どこから取りついてもやぶこぎは間違いないのであろう。
雪があれば直登も可能だか、ここ数週間の天気の良さと気温の高さで雪が溶けてて、雪なきやぶの中を&足元どろどろのかなりの悪路を進む。

間違いなく、入り口を間違ったっぽいがとにかく稜線に向けてひたすら笹や木の枝をかき分け腕を擦りむき稜線へ。

ちょい手前で男女6名のパーティに追い付く。
うちらほど疲れてない様子LOL。
彼らはちゃんとしたルート登って来たんだろう。
今年は雪が少ないとリーダー的人が言っていた。
雪があってこそのこの東尾根だもんなー(笑)
(かなり大変さを省略したが、二人とも体力消耗(*_*))

追い抜いてガツガツ歩くというより手足をMAXに使って進む(汗)
すると、稜線から1名下山してきた。
聞くと3人で登っていて、うち一人のペースが遅くてダウンあきらめて下山とのこと。
「この東尾根への登山道からの取りつきは、わかりずらく、難しいですよね?ヤブここぎまくりの急登這い上がりまくりでした」と問うと、堤防のあたりに赤色のリボンで印ありますよ。そこから入れば、ヤブはこぎなく稜線出れますよ(笑)
あーやはり(T_T)。ありがとうございます。
遅れて2名も降りてくる。
お気をつけて~とお互い声をかけ上下へ。

ここからはほぼ雪の上を歩く。

いい景色だー。

一ノ沢の頭に登頂!
ここでテントはツメツメで5~6張いけるかな。
張った跡がちらほら。
ここでは張らず、ニノ沢の頭直下まで頑張って進む。
今日は天気良く雪もかなり緩んできてる。
すると谷を、はさんだ向こうの山の斜面で雪崩発生(*ToT)ドーンという音がしたときはすでに雪崩はじめていて、こんな近くでも音は遅れてやってくる。
「うぁー、あそこ雪崩てるー」
真っ白な雪が瞬く間に岩と石と泥が混ざり茶色い雪崩でガンガン水のように雪崩ていった。
天気良いし、午後は間違いなく、雪が緩んできてるなー。この尾根も危険危険😱
ザイルを出してお互いを確保。

雪面を恐る恐る登る。
なんとか、雪崩ず渡れた( ̄∇ ̄*)ゞ

ニノ頭の壁の取りつき下についたー。
ここに強引にテントを張る。

雪を溶かして、お湯を作りご飯ご飯、
絶景の山の中で鍋~✴
うまかー

ちょっと一杯のつもりで飲んで~、荷物軽くと結局ペットボトルに入れて来た分、飲み干す。(笑)
おかけで、すぐ寝れた(苦)
まー疲れたから飲んでなくても、即寝落ちできてたでしようがね、

高千穂ガイドブログ