さ〜て、ベースキャンプ(3,800m)から第1キャンプ(4,500m)目指します!
【歩行約4時間/行動5時間】
荷物を馬に積み込みGO!
いやーめっちゃいい天気になった!
皇帝イエローのTHULE ザック。
良い色でしょ!
トレッキングシューズは、キーンのターギーEXP
渋めの色なので、紐は赤にしました!
あの丘超え、さらに一山超え、C1へ。
エーデルワイスの群生地
馬さんありがとう!
この方は楊さんです。
どこをどう歩けば、花を踏まずに歩けるか?
パノラマな景色〜!
シソ科イヌゴマ
ゆり科の花です。
学名はロフォフォルム。
花ビラのさきっぽがつながっていて、「チョウチンユリ」とも呼ばれています。
ミヤマリンドウ
そして〜>
時期的にちょっと遅いけど、
1株、2株ではなく、群生を見つけてみんな大喜び〜。
アツモリソウです!
観てみたい高山植物5の常にトップの1つですもんね。
わざわざ、礼文島に観に行きますねー。
〜〜観てみたい高山植物〜〜
薄雪草(エーデルワイス)
コマクサ
アツモリソウ
オオヤマレンゲ
キタダケソウ
ヒコサンヒメシャラ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜 超レア高山植物 海外編 〜〜
青いケシ
ゲンチアナ ウルヌラ(四角葉リンドウ)
ボンボリトウヒレン(サウスレア)
セイタカダイオウ
ヘリアンフォラ(食虫植物)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
和名の由来
アツモリソウは袋状の唇弁を持つ花で、その姿が武士の「七つ道具」の一つ母衣(ホロ)に見立てられつけられたとの説。
で、いろいろな武将がいる中、なんで平敦盛なんだろう?
アツモリソウの一種でクマガイソウがある。
和名の由来は平敦盛と 熊谷直実!
『平家物語の源平合戦』
一ノ谷の戦いで、熊谷直実が涙ながらに平敦盛の首を切ったという名場面として、能、文楽、歌舞伎で題材となっていますもんね。
それが、アツモリソウとクマガイソウで対をなしている!
すごいなー。
ただ!
中国語ではさすがに敦盛草とは呼ばず、
大花杓兰(ダーホアビァオラン)
「兰」は「蘭」
キジムシロ
フロミスロターター
葉っぱのすぐ上から花が出ているみたい!
首なしフロミス!
これもフロミス!
フッロ〜ミスッ♬
キーンブログ用にお花とキーン。
サクラソウ、フウロソウ、キジムシロ。
なんと素晴らしい景色。
こんなところに空中ブランコがあったらなー。
みんなはフーフーハーハーでそれどころではないらしい。
大姑娘山山頂部分が見えてきたー!
明日の今頃はあそこですね〜!
みんなが一気に不安がる。
お花に励まされながら歩く。
途中でランチタイム!
高千穂サンドウィッチ!
パンに〜ハム〜ハサムニダ〜!
ツツジ
これで、ここはスイスでもチロルでもないけど、ヨーロッパアルプス3大名花すべて見れました。
エーデルワイス(薄雪草)、ゲンチアナ(リンドウ)、アルペンローゼ(ツツジ)
そして、私達が探しているのはもっとレアな高山植物〜!
ブルーポピーの紫
青いケシ〜!
いや〜感動〜!!!!!(;_;)/~~~
ノミノツヅリ
大姑娘山だー!
山頂から肩に雪がしっかり残っていますねー。
シャクナゲ
日本で漢字で書くと石楠花。
中国からの漢字だそうだが、中国ではシャクナゲはそう書かない。
中国語では、シャクナゲ=「杜鹃」、
シャクナゲ・シャクナゲの花=「杜鹃花」(ドゥージェンホア)
中国ではツツジ系全般「杜鹃花」と読んでいます
「杜鹃」は鳥のホトトギスという意味にもなる。
幅広っ!
黄色いケシ!
青の倍ぐらいの大きさ。
大きな花で目立つ!
紫ポピー!
大姑娘山のキャンプ1(アタックキャンプ)のテント群が見えてきた〜!
無事にキャンプ1到着〜。
MC630、BF730、※830荷物出し(馬バッグ、シュラフ)、
900ベースキャンプ発・・・1100/1130昼食BOX・・・1400キャンプ1到着。
午後で曇ること多いけど、大姑娘山山頂がまだバッチリ見えています。
そして、テントはすでにキレイに設営されている!
じゃじゃ〜ん
今日の高千穂料理は!
高所で、寒い夜だから〜
ジャガイモ、玉ねぎ、ニンジン、キャベツを軽〜く炒めてお湯を注いで、出汁で味付け。
イングリディエンツを投入したら完成!
圧力鍋でコシヒカリご飯を炊いたら〜。
標高4,500mでも全然美味しく炊ける〜。
圧力鍋なかったら間違いなくゴチゴチご飯になるんだろうな。
恐るべし圧力鍋!
出来た〜!
電気はないのでヘッドランプでディナー。
今日の夕食はスープカレーごはんです。
食事中
ポツポツとテントに雨が当たりはじめました(>_<)
ちょっとした小雨でもテントに当たるとすごい音がしますからね。
食べ終わってもまだちょっと降っているぽいので、ちょうど良いので、そのまま夕食後、パルスオキシメーターで数値を計って、明日の登頂の最終アドバイス。
行程=
ここC1からスレート状の雲母岩板&もろいのでガレガレのルートが山頂まで続く。
ヘッドランプを点けて(約1時間)、出発。
とりあえずのコル(鞍部)までの登りがジグザグとはいえ、一番しんどい。コルまでの20〜30分アプローチが急登。
(合計:2時間〜2時間30分)
そこからは標高が高い分呼吸は苦しくなる一方だが、ルートや足場は多少良くなり、30分〜45分で山頂直下の雪原に出る。
すると後は目の前に見えるジグザグの登りを30分!とにかくひたすらに腹式呼吸をマックスにして足を止めずに歩けば、5000m峰大姑娘山の山頂!
登頂装備=
防寒具・・・フリースと雨具。ニット帽、首にはバフ、手袋。
水分・・・C1〜山頂の往復分で1.5L〜2L。内お湯が300ml〜500mlあるとよい。
行動食・・・5〜6時間歩くので、最低1食分は必要。
荷物・・・軽量化!
急に、ガイドのミンミンが「虹が出ていますよ〜」と教えてくれる。
ほぼ話も終わりかけで、テントにポツポツと雨が当たっている音もしないので、外に出てみると
虹がキレイに出ていました。
確かに虹は虹だけど〜
よく見なくても
オーマイガッーーー
なんと
ダブルレインボー
じゃ〜ん (゜o゜;
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
虹が二重〜〜
奇跡の一枚!
見ていてもしばらく消えない!
よしっ!せっかくだから記念写真を撮ろうと思いつく。
フォトジェニック〜ナイスアイディア。
でそういえばよく、外国で日本人グループの雨具はカラフル。
「チームレインボーだ」と言われることがある。
というのを思い出して、上着が被らずに並んでみましょうと提案して、慌て気味にチラッとみんなの上着のカラーを見て並び替えしようとしていると、重要なことに気づいて。
なんと〜
うちらが
レ イ ン ボ ー カ ラ ー
だー!!!!!!!!!!!!!!
マジで〜!!!!!!
20人いて選ばれた6名じゃなくて、6名しかいないのに見事にレインボー!
バンザーイ\(^o^)/
ということは?
ダブルに+1の
世界初?
ト リ プ ル
レ イ ン ボ ー
あまりに騒ぐから、上のテント場のアルパインツアーのお客たちも外に出てきて虹を見出した。
上から撮ってもらった一枚をもらいました。
もうこの時はダブルは消えていたみたいですが、めっちゃいい写真ですよねー。
このキレイな虹とキレイなカラーリング最高ですね。
ほんとに奇跡の一枚!
一気にというか何事もなかったかのような、晴天。
さっきの雨音はなんだったんだろう?
大姑娘山がキレイに見えています。
明日の登山道
あそこの鞍部までが、まずはの目標!
うぁー夕焼けしてきた〜with アライテント
明日の行動食を配る。
コモパンWith 大姑娘
日が落ちると一気に寒くなってきた。
キッチンで暖を取っていた。
さーいよいよ明日!
5000mへ!
高千穂ガイドブログ