大姑娘登山5日目 BC~日隆下山 ❼

山旅人、西遊旅行社のみんなに

「コケコッコー!」

西遊旅行のお客さんたちははじめて聞くので、「何いまの?ホンモノ?」とテント内がザワザワ。

山旅人のお客さんは聞き慣れてるから、「ゲラゲラ」「クスクス」(笑)

Thuleのダッフルバッグは機能的!90L

全身Montura(笑)

モンチュラ登山靴は軽くて快適

荷物をパッキング

うちの父親に似ている明さん(笑)

朝食を終えて、歩き下山組は先に出発。

乗馬組は股にタオルのパットを入れて準備万端!

ワンポイント乗馬レクチャー:)
登り道は前傾姿勢!下り坂は身体を反って重心を後ろに。

さぁ馬に跨がり、出発!

乗馬経験者1名とまったくの初心者4名。

私は、乗らずに乗馬組と一緒に駆け足で下山。

出発そうそうは登り坂です。

はーい!前傾姿勢でー!

初心者のみなさん、手に力こめこめでカチコチな姿勢(笑)

出発して10分弱ほど経ったころだろうか、H江さんが最後尾を歩いている私に振り向きざまに「あっ!雨具の上着をテントに入れたまま忘れてきた」と言うではないですかー!

「えーうそー(>_<)」辺りを見回しても、ポーターたちは歩き組に同行してるから、取りに帰れるのは私しかいない~(汗)

まじかー😆⤵⤵

標高3800mの地点を走ってテント場へ。
ついでに他のみんなのテント内も忘れ物ないかチェック。
H江さんの雨具以外の忘れ物はありませんでした。

BCスタッフたちに「またねー!再見!」と登り道を走って、乗馬隊を追いかける。

6900mのアコンカグア登頂時の息苦しさより、今の方がマックスで息苦しい~(*_*)。

フーーーフーーー!ガーーーーガーーーー!とマックスで腹式呼吸しながら追いかける。

追い付いてH江さんに雨具を手渡す。

私の呼吸の荒さに驚かれていました。

とするとすぐに先に出発していた歩き下山組がカメラを構えて、乗馬隊に道を譲ってくれようとしています。

なーんにも知らない歩き組の方たちは、私をみて「うぁー高千穂さん走って着いていってる。すごーい!」

やっと追い付いたばかりの私は平然を装い、作り笑顔で口をにやっと横に広げながらもめちゃ腹式呼吸して最大に酸素を吸い込みながら1歩1歩ゆく。

喋べらず、通りすぎたかったが、M本さんがやっぱり「高千穂さんしんどくないのー」と親切に話しかけてきた。

声震わせながら、「だっいっじょっぶっ でずよ〜」と作り笑顔のまま過ぎ去る。その直後また全身でマックス腹式呼吸(苦)

フーーー!ガーーーーフーーー!ガーーーー

徐々に呼吸は落ち着いてきて、通常の呼吸に戻れたのはそれから10分後でした

歩く人は大変なぬかるみ悪路。馬はど真ん中をビチャビチャと行く。


おー!みなさんサマになってきましたねー。
来年モンゴルの乗馬トレッキングにでも行きますか?

私たちの馬ポーターたちも下山。

乗馬組楽しんでいます。

こんな高所のあんな山あいに集落があって、段々畑を作ってってすごいですよね。

眼下に日隆の家並みが見えてきました。

川沿いの白壁に赤の柄のチベット模様の建物が日月山荘です。

乗馬組の一時間遅れで歩いて下山組到着。

もっと遅れるかと思っていましたが、速かったですね。

登頂と無事下山の喜びの一枚。

昼食

人気の「西紅柿鶏蛋」(トマトと玉子の炒め)。

H江さんから雨具のお礼と「雪花ビール」

夕食までお部屋でゆっくりとくつろぎ&荷物整理などして、過ごしました。

夕食は特別料理のチベット式晩餐!

まずはバター茶でお出迎え。

実演までしてくれました。バターと塩、ミルク、はったい粉、クルミなどを木の筒の中に入れてお茶と共に混ぜて作ります。

メンバーのみなさん興味津々。

自分達でも作ってみました。

ヤクのジャーキーを唐辛子につけて食べます。

真ん中の黄色い飲み物は、地元のお酒・青果酒。

右の茶色い飲み物がバター茶。

右上の湯呑みに入っているのはジャスミン茶。

この上にさらにチベット族独特な袖の長い衣装を羽織ります

白いヤクの毛でお母さんが息子の結婚式用衣装として手作りした民族衣装。

かっこいいー!

お嫁さんのためにも作った花嫁民族衣装も見せてもらいました。
さー、それが見るだけでは済まず、

着ちゃいましたー(笑)
似合ってる!

ステキー!

結婚式は3年前。圓圓ちゃんお借りしましたー。
みんなで着回しての写真撮影会

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