庚申山の奥の院・皇海山(すかいさん)登山②

今日は皇海山登山。
日本百名山の中である意味一番大変な山のひとつ。
山に登るルートや技術的に大変というわけではなく、登山口までのアプローチが未舗装の林道を約1時間ほど走るのだが,落石や道路の地滑り崩落などいつ道路が閉鎖になってもおかしくない奥地への道を進む。アクセス路は2つあり吹割の滝からの栗原川林道と南郷局からの利根川&倉見川沿いの林道。
今年はなんと!麓のタクシー会社が栗原川林道からの皇海山へのタクシー送迎をしないと宣言しちゃった(笑) あの悪路を行ったり来たりは確かに大変なので、送るとそこで下山まで待機して連れて帰る行程。1日仕事になっちゃうから終日チャーター扱いで料金もかなり高いのだが、それでも割に合わないのだろう。
慣れた人や車の車高がある程度高くないと車体のお腹すったり,またパンクはいつしてもおかしくない石や岩の状態だしね。また奥地のため途中携帯がほとんど通じないという怖い所でもある。
離合出来る場所も少なく、いつ来てもスゴい所だと思う。また昔はここの奥地に集落があったというから驚きだ。日本にまだこんなことろがあったのだと知らされる(笑)
※個人で山行する人は必ず利根町振興局に道路状況を確認した方が良い。

今回は吹割の滝から栗原川林道を通り登山口の皇海橋へ。
皇海橋〜二俣〜奥二俣〜不動沢のコル〜皇海山〜不動沢のコル〜二俣〜皇海橋(登:3時間/下:2時間20分)
梅雨のど真ん中でまさかの晴天!
皇海山が林道途中からキレイに見えました。

登山口には大きく「皇海山」の柱
ここまでは沢沿いでここ二俣から沢の中を歩きます。昨日も雨は降っていないので沢の水の中を歩く必要はほとんどなかったが,これ雨が降ると完全に川になるし、ここから奥二俣まではどんどん川幅が細くなるから大変です。

奥二俣から急登を登る

不動沢のコルまで登ると携帯が通じる(笑)&ここは向こうに見える鋸山への分岐。
皇海山まであと1時間!頑張ろ!

皇海山山頂!!!!山頂は木々が茂っているためパノラマ展望とは行かないが,天気は良かったので、男体山や日光白根,燧ヶ岳,景鶴山,至仏山などの山々は見えた。

お昼を食べて下山。
山頂で一緒になったグループは、小玉スイカを1玉持って来ていて食べていた。
今回はまさに山と高原地図の歩行時間通りの足運びだった。
素晴らしい!

下山後,旅館つちいでに宿泊。
なんとうちらだけ!お風呂も食堂も貸切〜。

また食べ過ぎた(笑)