雪の浅間連山登山②水ノ塔山へ!

標高2000mの夜〜朝は極寒です。
部屋の中は暖房が入っていて熱いほどでしたが,部屋にトイレがないので廊下に出て各フロアーの共同トイレへ。
廊下にストーブが2~3部屋置きに1つ置いてました。&トイレの中にまでストーブ。それでも肌寒いぐらい。

ホテルの1階フロアーなんて雪に埋もれていて、窓の高さ以上の雪が積もっています。←春まで溶けにくいんじゃない?
なので,ホテルは入湯税の他に暖房費が別途取られます。

かなりの暖房費がかかっているのだろうなーと察知出来ます。
又,ホテルとはいえ山の上に建っているので、いろんな不便があるみたいで、水の確保も難しいため、「節水お願い」の張り紙も多くありました。
ただ、それらの水はすべて「美味しい水」ともうたっていました。
朝焼けがキレイでした。

眼下の小諸の街の明かりも見え,雲の左の三角の山は富士山です。
朝からこんなキレイな景色見れると,「今日も一日頑張ろう〜!」という気分になれますね!

今日は、水ノ塔山へ。9時出発。
ホテルの裏からの夏道の登山道は,鳥居が見えないぐらい積もっていてもはやそこに道があるなんて思えない(笑)
ホテルすぐ下のビジターセンターからの林道(夏の登山道)からが一番近いが,冬場はそこに道はなくゲレンデ。横断禁止!

となると,登るのにわざわざ車坂峠から車道をもっと下って高峰マウンテンロッジ&アサマ2000から入るというかなり距離も高度ももったいないことをしなければならない。
またここから夏場は(廃道に近いが),そのまま水ノ塔山への直登の道があるが,わざわざ雪上車道を水ノ塔山とは反対側の高峰温泉へ登らなければならない。かなりの遠回りと時間のロスである。
なのでホテルからスノーシュー装着して,ゲレンデの上の樹林帯を歩きスキー場を高捲きして行きました。
スノーシュー履いても,践み抜きしまくりのラッセル状態でしんどかったですが,距離的には最短なので頑張りました。
雪まみれ&手袋外すと一気に手先が冷たくなりそうだったので,写真撮れず(苦)
1時間ほどで高峰温泉着。
ここから池の平への林道(どっさり雪と雪崩の危険ポイントがあるので基本通行禁止)と水ノ塔山への分岐。
登りが続きます。
ずぼずぼツボ足の足跡あり。
リフトを眼下に見ながら登ります。

夏だとガレガレの登山道も冬は雪でらっく楽(笑)
ペースや時間的にはとても良い感じでーす。
さて,そこでチョイスです。バスは高峰高原を16時15分発。
このまま水ノ塔登ってそのあと籠ノ登山ピストンして下山。
(時間により温泉入浴なし)
または
水ノ塔山のみで下山して,ホテルで遅めのランチして,ゆっくり温泉入って帰る。
結論はのちほど。



夏道は岩に黄色の「矢印」のように岩場の中を,冬は右巻きで雪の上をサクサク。
同じ標高差を歩くのですが,石や岩でズルッと滑る心配もなく自分の歩幅で歩けます。

1歩1歩,ザクザク。
山頂直下に看板があり「夏道」は直登。
「スノーシュー」は右の巻き道へ。
ぐるっと巻いて〜到着!
看板がこんなに埋まってる(笑)

水ノ塔山登頂!!12時到着。
ぐるりと展望!

枯れた木陰でランチ&コーヒータイム。
風よけなければ,寒すぎて5分もじっとはしていられない。
20分もゆっくりして下山。
雪山は登りに通常のコースタイムより1.5倍から2倍かかりますが,下りは早い!途中からスキー場からの脇の樹林帯直登ルートをガンガンシャーシャー下りました。
半分の時間で下山。1時間かからずにアサマ2000に下山。

そこから,ネットの外をこの初心者コースのゆるやかな登りと車道を歩いてホテルまでの登りがダラダラしんどかった。
1時40分高峰高原ホテルに到着。装備や靴やを外して,トイレ行ったりして,食事先?お風呂先?と悩んだ。
2階のレストランは15時まで開いていて,下のカフェでも食事が取れるとのことだが,なんと「信州ステーキランチ」は14時がラーストオーダーとのこと!
あわてて荷物を整理して2階へ駆け上がる。

ギリギリセーフ。

いやー柔らかくて美味しかった〜!!!
満足満足。

温泉にゆっくり入って荷支度もゆっくり出来ました。
バス停が埋もれて分からないがここらへんだろうと言う所で立ってバス待ち。
バスで小諸経由佐久平へ。
長野新幹線あさまにて上野へ。
駅内にいろいろお店あり。「たいめいけん」にてオムライスを食べて帰りました。

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