剱岳2999m!

おはようございます。
3時前から、あちこちでガサガサ

みんなの緊張感と殺気が感じられる。

食堂で朝食用の弁当を食べて出発。
お茶やお湯やスープを用意してくれているのがありがたい。

4時30分ですが、すでにほとんどの人が出発していた。
日の出はまだだが5時ともなると、ヘッドランプも要らない明るさ。

朝焼けは綺麗ですが、天気が崩れる予兆のサイン(泣)

朝焼けは夕焼けと違い、あまり良くないとです。


一服剱へ!

一服剣山頂からの景色。

前にそびえるのは剱岳!
ではありません。
あれが前剱です。
「えー!剱岳みえないのー!」
「はい、あそこ登ったら見えてきます(笑)」

「前剱もかっこいい山ですよねー!」
「シーーン・・・・・・かっこいいとかでなく大変そう」
ここから写真に写らないぐらい武蔵のコルまで下ってあのザレバの大石・小石ゴロゴロの直登を登ります。

さー前剱へGO!

一服剱から、ちょっと時間がかかりすぎの1時間30分
で前剱登頂!

顔を上げると〜
目の前に剱岳!
ジャジャーン

平蔵の頭と平蔵のコルを超えて剱岳に取り付くカニのタテバイとなります。

平蔵の頭前に手すりのない鉄の橋があり、切れ落ちてる鎖場がありと緊張の連続の始まり。


平蔵の頭からの展望


平蔵のコルからの展望


いよいよカニのタテバイへ向かいます。
おっ!登っている人が見える。
そうあそこを直登です

鎖とボルトの直登を必死に登って、最後は釣り上げてカニのタテバイをクリアー!
カニのタテバイをクリアーしても、山頂はすぐそこではなく岩場の登りが続く。
そしてー!


ほぼ山頂

剱岳山頂でーす!!!!!!!!
おめでとうございます。
皆さん号泣(あっ!ちょっとモッチャイマシタ)

点の記

個々の登頂写真を撮って、しっかり休んでさー下りますよー。


下りの一番の難所はこのあとのカニの横ばいへの最初の1歩!

ただ下りの難所は何箇所もあります。

カニの横ばいが始まる前の最初の1歩の下が見えにくい下り!


その1歩降りてからのカニの横ばい!

下りは前剱の山頂直下を歩きます。

前剱から見下ろした剱沢
赤い屋根は剱沢小屋

剣山荘まで下りてきました。
元々の予定はここに泊まる予定でしたが、明日は午後から天気が崩れる予報なので、少しでも室堂に近づいていた方が明日は雨に遭わずに下山できますが、元気ありますか?

①ここ剣山荘泊(○シャワー有・○飲み水豊富、×大部屋でみんなソワソワ、×明日4時間歩く)
②剱御前小舎(○今日は1時間30分ほどの歩きで到着&明日2時間30分ほどの歩きで済む、×水がない、×お風呂もない)
③雷鳥沢ヒュッテ(○温泉がある、○明日汗かかない程度で室堂、○早く帰れる、×今日これから4時間歩く)

意見は②と③に分かれる。

まーとりあえず②の剣御前小舎まで行ってみて決めましょうかね。

雷鳥がちらほら

1時間30分で剱御前小舎に到着。

「温泉に入りたい」が勝ちさらに頑張ることに

黙々と降っていると

「あっ!サングラス」

「おっ!忘れかけてた(汗)、最後の休憩はもうちょい下でしたよ。」

下って休憩した周りを見ると・・・・

木の枝にサングラスがー!

その後、ヘトヘト感が増してペースはどんどん遅くなる。
ただ下りだから止まらずに歩けてる感じ。


雷鳥沢まで下りてきましたー!
あのバームクーヘンのような建物が今日のお宿雷鳥沢ヒュッテです。
目の前の沢をまっすぐ渡ろうとしたらみなさん疲れすぎで渡渉できず・・・・

お疲れ様でしたー!

ふー

お寿司がでたー!
まじかっ!

山小屋にしては豪華すぎる内容

温泉の露天風呂もあってさいこー!

ここまで歩いてきた甲斐ありあり

ただこの露天風呂は外から丸見え(笑)

 

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