2度目の南極上陸行ってきました!
さて、南極って皆さんご存じですか?
と質問すると「聞いたことのない!や知らない!」という人はいないでしょう。
でも、南極といえば?と聞くと
浮かび上がるイメージは、氷(雪、氷河、氷山)、ペンギン、昭和観測基地、くじら。
世代によっては「太郎・次郎物語」などでしょう。
まぁ実際、南極へ行っても見るものはそれぐらいですね。
南極の何がすごいかと言いますと、地球上で唯一人間が定住していない大陸!
気象条件が厳しく冬はマイナス30℃、夏でも0℃前後。
南極は世界南極条約の基、どこの国にも属さず定住が許されず観測隊と人数制限付きの観光客のみが上陸出来る所です。
自然保護のため南極にゴミ一つ落としてはダメ、訪問者の私たちは陸での飲食は禁止。なのでトイレもダメ(おむつ要)。また、自ら動物に近寄ってはダメ。これほど規制の厳しい地域は他にあるだろうか?
南極へ足を踏み入れるまでは、私の持っていた南極のイメージは「雪の島、氷河の高さが富士山並み、ペンギンやクジラに会える」というレベルでした。
実際、パタゴニア、アラスカ、ヒマラヤ、アイスランド、グリーンランドにて氷河は見てますし、氷河の崩落も目の前で体感出来ました。
アイスランドではヨーロッパにある氷河全部足したより大きな氷河、グリーンランドでは世界にグリーンランドと南極にしかない氷床(ひょうしょう)も見ました。
そもそも氷河は知っていても、それ以上氷の塊に単語があるとは知りませんでした(笑)
5万㎢以上が氷床。それ以下は氷帽。
九州が約3万7000㎢ですから、すべて氷に包まれた大きさは氷帽。一回り大きい氷の塊が氷床!すご〜〜いですよね!
さて!南極までのアクセスは?(クルーズ観光者と南極登山者とはルートが違います)
今回はクルーズ観光なので、
日本からアメリカ経由、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス経由(しかも成田と羽田ぐらい離れた国際線空港から国内線空港へ移動して)国内線でウシュアイアへ。フライト時間だけで30〜35時間、所要時間としては50時間前後です。そしてなんと〜そのウシュアイアは南極へのクルーズ船の出発地点なのです。
そこから船で約50時間かけて南極の半島の先っぽに到着!ホントの果ての果てだなと驚きます。
南極大陸を目の当りにしたときは感動以上の冒険心がかき立てられ、自分の中の歴史が変わる〜という実感と南極に上陸する最初の一歩は特別なものでした。アポロじゃないけど、自分史上の南極第一歩の感動は今でも覚えています。
12月6日 午前9時23分(現地)が上陸タイム
それでは、南極の旅をお楽しみください!
ペンギンたち🐧
南極でテント1泊
- まさかの〜
なんと!テントが1つ足りない〜事態発生!
雪上表面よりちょっと高く壁を作り寝袋2枚で寝ました!
真夏とはいえ、0度。寒くなく寝れました(笑)
高千穂ガイドブログ