Climbing Mt.Elbrus Day3(エルブルース山登山)

今日は休養日。
雲は出てきてるが、至って天気は良い。5時すぎには朝焼けをパシャリ📷

8時に朝食(ポーリッジ飽きたので、コーンフレークを常温保存milkで食べた。&ヨールグルト

希望者は、散策がてら去年出来た最新式のボチキキャビンのCaucasus club小屋見学へ(往復2時間)
4棟と1機が見えてきた。
どっかの惑星の宇宙ステーションばりのオシャレなmodernボチキキャビン。

すべての建物の上部にはソーラーパネルがはめられている。さすが!
まず、その1機に近づく。
●ソーラーパネルが貼り巡らされた装置で、これは雪を加熱して溶かして、浄化&濾過してPure Waterを作る機械だという。
私たちの泊まっている小屋や他の小屋は雪溶け水を沸かして利用。&個々にミネラル水を下で買って持参している。
●食堂キャビン
ボチキ式だが、一面ガラス張りで明り窓もいっぱいありとても明るい。
ホテルやロッジの食堂みたい。
木材を上手に使っていて暖かみのある空間でした。
お茶をご馳走になりました。

●トイレ&シャワーキャビン
ここは、ボットン式(堀和式)ではなく、洋式❗すごい!なんと洗面台まであるから4,000mを越える雪山の上に立つ小屋とは思えない。
シャワーは故障中だと。えーまだ建って1年なのに?または湯沸しなどで電力使いすぎるからてっとり早く「故障中」にしているのかも知れませんね。わかりません。このキャビンの全体の向こう半分は機械部屋だということ。


●Roomキャビン2棟
ベッド数12~18。
パネル板をはめ変えれば、2段が3段に早変わり。2段でちょうど上半身起こした状態で頭が当たらない。3段になると寝台2等かカプセルホテル波の低さかな。 奥には寛げるテラス部屋がある。
各キャビンにソーラーパネルがついていることもあり、電灯、電力は豊富みたいで、消灯時間まで、電灯も電力も使える。すごいのがWi-fi完備。
そんなことなら、スマホ持ってくればよかった(笑)
私たちの小屋は1日1~2時間のみの電力&電灯。まぁ多少の不便さはあるけど、問題なく2~3日過ごしてるから大丈夫かな。
この新キャビンの問題点は他の小屋は1キャビン最大6人に対し、ここは12人~18人が1キャビンで寝るという点かな。
高所では、高山病予防のために1日平均4リットルを目安に水分を取る。となると必然的にトイレに行く回数増える。
また、12人とか18人グループで行動が一緒ならまだいいが、まずそんなことはないだろう。なので、人やグループにより早朝出発で早起きだったり、翌日休養日で夜が多少遅かったり、またトイレへの出入りで夜通しうるさそう。

ホームページあるみたいだから、料金チェックしてみよーと。高いだろうな。
↓↓
www.caucasus.ru

エルブルース山がしっかり展望出来る良い立地。

我が小屋に戻り昼食を食べていると、アラレが降り始め、雷も鳴り始めました。
そんなに大きな音はしてないが、「食堂のすぐとなりのキャビンのアンテナに雷が落ちた!」と大騒ぎ⚡😆
とくに家屋も人にも被害はなし。
良かった良かった。
午後はFree time 。
寝たり喋ったりとゆったりと過ごしました。
私は、数日間のblog用の日記つけ。
外は、雪が降ってきて、窓ガラスが雪ですりガラスみたいになり、外に積もり始めました。あーあ。

予報を見ると「今晩雪」。「明日は終日大雪」。「明後日雪のち雨」。
夕食前に各隊のリーダーやガイドが集まりそれぞれの予定を話し合いました。
○ドイツ隊
一番タフなグループ。昨日上がってきて、今日トレーニングを終え、私たちと同じ明朝出発。
最初はここから歩いて山頂予定だったみたいだか、1時30分にSnow-Cat(雪上車)でパスツーコフ岩上部まで行き、アタック。
○スペイン隊
レベルにばらつき有り。私たちと同じく2日前に上がってきて、今日は休養日だった。
明日か明後日で悩んだ結果、明日3時出発でSnow-Catでドイツ隊と同じくパスツーコフ岩上部まで行き、アタック決行。
○日本隊
登頂日を明日にせず、明後日明朝3時発でSnow-Catで、パスツーコフ岩上部まで行き、アタックと決定。
その他一人や二人でガイドつけてる人たちは話してないが、多分明日登る予定かな?

夕食は、深夜のアタックを考え18時に設定されてたので、食べる。
ピラフでした。これまた美味しいかったー。(*^ー^)ノ♪

深々と雪は降り続ける。
おやすみなさい。

高千穂エルブルース.com