COTOPAXI(5897m)⑥

登山口駐車場(3800m)到着して、オーバージャケット着て手袋を装着してヘッドランプの明かりを手がかりに出発。
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砂地の火山独特な富士山🗻みたいな登りを一歩一歩腹式呼吸呼吸しながら登ります。
昨日の高度順応の成果もあり、ペース早く順調に山小屋に到着。
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ここから、トラバースぎみに歩き昨日のアイゼンポイントにて休憩&アイゼンを着ける。
さらに歩き、昨日の5100mのポイントを越え氷河手前で休憩。
ここから、ザイルで繋ぎ氷河の上を歩きました。
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直登の斜面はさらに急になってきた。
上からヘッドランプの灯りが下りてくる。
すれ違い様に聞くと「高山病で下山」という。
西洋人の早いグループの一人で着いていけなく無理して高山病になったんだろうな。
デスパーシオ!デスパーシオ!でゆっくりゆっくり登る。5時ぐらいから手先の指が冷たくなり寒いを越えて痛くなり始める。気温は-8℃~-10℃ぐらいだか、風で体感温度は-15℃ぐらいだ。高所では身体が暖まるほど早く歩いたり激しく身体を動かせないから、指を動かし耐える!日が出るまでの我慢だ!
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6時ごろやっと辺りが明るくなる。6時10分日の出。
※なんとエクアドルは赤道直下のため、日の出と日の入りの時間が一年を通して、変わらないのである。
しかもぴったり12時間!
日の入りは6時10分PMです。「へぇー」と言われてみれば理屈的にはそうですよね。常識ってやつ何でしょうが,なんか面白いですよね(笑)
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山頂が遠いが見えてくる。
一気に日帰りで約6000mへ行こうと言うのだから、酸素の薄さも半端ない。
高度も上がるし、傾斜もきつくなる。
手が寒いが、もう日が登るから気温が上がって来るはずだ。
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一歩一歩急な雪山の斜面を登る。
日の出と共に素晴らしい景色が広がる!
斜度は厳しくなり山頂直下に出る。
山頂は目と鼻の先。休憩を入れて山頂への最後の登り。
山頂直下

コトパクシ山は富士山と同じくコニーデ型火山で雪に覆われた山頂の火口が有名です。
コトパクシ5897m登頂!!!!!!!ヾ(´∇`)ノ゙
コトパクシ山頂
↓↓じゃじゃーん!これが火口です
コトパクシ山頂火口
キリマンジャロより2m高い山です。
天気は最高。風もない。山頂で写真を撮りまくり30分も休憩を取り下山。
Montura

COMOパン

SOTO

OBOZ

1カ所急な下りがあリマしたが,あとは雪の上をシャーシャーと下りあっという間に下山。
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登りはゆっくりフーフーハーハー腹式呼吸をしながら8時間ちょいもかけて登りましたが,下りは雪を滑る様に降り、アイゼンポイントでたら3時間弱で降りちゃいました。
往復13km/標高差1280m

装備を外して車に乗込み公園入口のCafeへ。
ここで遅めの昼食をいただきました。美味しいベジスープとアボカドカット&チーズ,チキンとライスのメインディッシュも出て来ました。あっチキンとライス撮り忘れ(笑)
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キトのホテルに戻り、夕食は2日前に行ったピザ屋へ行ってあえてビーフステーキ。美味しかった野菜たっぷりのミネストローネスープと共に。
マッシュルームステーキ

さすがに本日は疲れました。
部屋に戻ってバッタンキュー!!

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